SPREAD

萩原精肉店LOGO-01

Meat Shop Hagiwara

Meat Shop Hagiwara, 2012
https://kamakura.hagiwara.store/

1947年創業の老舗精肉店のロゴマークとパッケージのリニューアル。2つのファミリーの歴史を「肉」のマークに。
神奈川県鎌倉市の精肉店「萩原精肉店」のアートディレクションとグラフィックデザインを担当した。1947年創業の老舗で、店舗のリニューアルをきっかけに依頼を受けた。「萩原精肉店」ではあるが、現オーナーの姓が斎藤であることに疑問を抱いたのがきっかけとなってロゴマークが着想された。横浜にあった「萩原精肉店」から暖簾分けを受けた望月氏と現オーナーの斎藤氏が共同で鎌倉に開業。その後望月氏は引退し、斎藤氏による単独経営となった。創業以前から続く「萩原」の屋号を大切にしている歴史に着目し、望月と斎藤の両家を示すふたつの屋根が、ひとつの四角い建物に存在している様子をビジュアルで起こし、徐々に「肉」を思わせるビジュアルへと進化させた。また、販売時のコミュニケーションの時間を増やすことも念頭に置いてデザインを行っている。包装紙にプリントした「肉」のロゴマークから店員と客の間に話題が生まれ、肉の包装工程を簡略化するなどの工夫も提案した。デザインが生活に入り込んで機能している実感をもった初めての経験となった。

空間設計:Design Eight / アートディレクション・デザイン:SPREAD
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