SPREAD 人材募集
SPREADでは以下の人材を募集しています。意欲的な応募をお待ちしております。
Creative Stuff
ブランディングやパッケージング、コミュニケーションデザインの領域でのクリエイティブスタッフを募集しています。領域を横断してデザイン、リサーチ、企画に携わる業務です。必須条件はデザイン実務経験3年以上であること、日本語でのコミュニケーションが取れる方です。
履歴書と志望動機とポートフォリオ(10MB以内)をcs@spread-web.jpにお送りください。
2024.3.6
SPREADでは以下の人材を募集しています。意欲的な応募をお待ちしております。
Creative Stuff
ブランディングやパッケージング、コミュニケーションデザインの領域でのクリエイティブスタッフを募集しています。領域を横断してデザイン、リサーチ、企画に携わる業務です。必須条件はデザイン実務経験3年以上であること、日本語でのコミュニケーションが取れる方です。
履歴書と志望動機とポートフォリオ(10MB以内)をcs@spread-web.jpにお送りください。
2024.1.26
「クリエイター100人からの年賀状」展にてSPREADの年賀状が展示されています。SPREADの今年のテーマ「SYMBOLIZE」の年賀状は見本帖本店と淀屋橋見本帖の2箇所で展示されています。クリエイターから竹尾に送られた年賀状を一般に公開するもので、今年で19回目となる新春の恒例企画。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
2024年のSPREADは、変化し続ける世界を象徴化、シンボライズしたいと考えています。そのコンセプトのもと、ビジュアルは絶えず変化する水面を撮影して加工したものの上に、正方形を1枚1枚違う位置と角度で箔押しして仕上げました。紙は「CLOUD GRAY」を使用しています。
「クリエイター100人からの年賀状」展 vol.19
会期:1月24日(水)~2月22日(木) / 観覧料:無料 / 主催:株式会社竹尾
東京会場:株式会社竹尾 見本帖本店2F / 所在:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-18-3 / 定休日:土日祝 / 開館時間:11:00~18:00
大阪会場:淀屋橋見本帖 / 所在:〒541-0042 大阪府大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋odona1F / 会期中無休 / 開館時間:11:00~18:00
福岡会場:福岡見本帖 / 〒812-0042 福岡県福岡市博多区豊1-9-20(福岡支店内) / 定休日:土日祝 / 9:00~17:30
2024.1.26
SPREADは2024年2月1日(木)~2月11日(日)、「恵比寿映像祭2024『月へ行く30の方法』」の地域連携プログラムに参加します。
恵比寿映像祭は、2009年の第1回開催以来、年に一度恵比寿の地で、展示、上映、ライヴ・パフォーマンス、トーク・セッションなどを複合的に行なってきた映像とアートの国際フェスティヴァルです。今年は、総合テーマ「月へ行く30の方法」という命題を、写真や映像を主とした様々な表現によってひも解き、アーティストだけでなく、そこに参加する観客とともに考えていく試みを行います。
SPREADは、2つのDifferent Worldsを展示します。作品はQRコードにより構成されていて、大きい作品のQRコードにアクセスすると、地球上にある(日本政府に国として認められた)196カ国の政府ウェブサイトへ繋がります。小さい作品は(日本政府には認められていないが)他の政府に国として認められる12カ国の政府ウェブサイトのQRコードで構成されています。これは、現在の社会を表した「四角い地球」。QRコードを読み取ると無造作に選ばれたどこかの国が立ち現れ、多様で複雑な世界が目の前に開かれます。今、自分はその開かれた世界とどう向き合い対話するのか問いかける作品です。
日時:2024年2月1日(木)~2月11日(日)11:00~19:00(最終日は18:00 まで)
会場:AL 東京都渋谷区恵比寿南 3-7-17 1F
入場料:¥500(温かい飲み物を提供しております)
休日:なし
Tel:03-5722-9799
2024.1.9
令和6年能登半島地震により犠牲になられた方々に謹んでお悔みを申し上げるとともに、
被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地におきまして救済と復興支援等の活動にご尽力されている方々に深く敬意を表します。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興、そして一日も早く平穏な生活に復することをお祈り申し上げます。
2024.1.1
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
人類は今、時代の変わり目を生きていると言えるでしょう。
地球では切実な問題が進行中です。
わたしたちは、多様で複雑な世界を見渡しながら
「問いかけ、広げる」クリエイションを行います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
山田春奈 小林弘和
渡邉葉月 Huilin Miao Stijn Zijlstra
2024年1月
2023.11.21
2023年10月20日(金)から2024年1月21日(日)まで、ドイツ・エッセンにあるデザインミュージアム「Red Dot Design Museum」にて、燕三条の金属製品にまつわる特別展『The KOUBA principle: The fundamentals of Japanese design in the Tsubame-Sanjo region』が開催されています。
燕三条は金属加工を中心としたものづくりの地域です。職人の後継者不足や閉業などのさまざまな問題を改善するために、工場を開放し製造現場の在りままをお客様に体感していただく工場見学のイベント「燕三条 工場の祭典」を2013年から続けてきました。また、イベントの形に限らず、ものづくりの背景や奥深さとその地域の持つ価値を、日本国内とアジアや欧州、そして自らの地域自身に展覧会の形で伝えてきました。
その積み重ねは、2017年にはイベント「燕三条 工場の祭典」が「Red Dot Design Award」Winnerを受賞、昨年2022年には展覧会「Tsubame-Sanjo Factory Museum」が「Red Dot Design Award」グランプリを受賞することとなりました。デザインの観点から世界的に評価されてきたことは、燕三条地域に喜びと誇りをもたらしました。
その実績が認められ、Red Dot Design Museumとしても初めてとなる、日本のものづくりの地域に関わる「デザイン」とその製造に焦点を当てた展覧会が実現します。職人たちの手によって形作られる日用品は、シンプルで機能的、また素材の適切な使用や耐久性など、優れたデザインが持つ特徴をすべて備えています。その結果として燕三条の製品は、日本国内はもちろん国境を越え、機能性と審美性の双方を満たした品質の基準を確立しています。
Red Dot Design Museum
ドイツ北西部「ルール工業地帯」としても知られるノルトライン・ウエストファーレン州の都市、エッセンにある「ツォルフェライン炭鉱業遺産群」はユネスコの世界遺産に登録されており、特に第12立坑はバウハウスの影響を受け、世界で最も美しい炭鉱とも言われています。そして、第12立坑の旧ボイラー工場を改修し、世界的な建築家であるノーマン・フォスター氏が設計した「Red Dot Design Museum」は世界最大規模のデザインミュージアムです。5フロア、4,000平方メートルの広さを誇る館内には、世界三大デザイン賞の一つとされる「Red Dot Design Award」を受賞した製品が約45カ国から集められ、2,000点以上が展示されています。
Special exhibition
“The KOUBA principle: The fundamentals of Japanese design in the Tsubame-Sanjo region”
20 October 2023 – 21 January 2024
Organized by Tsubame-Sanjo Regional Industries Promotion Center, Sanjo City and Tsubame City
Surpervised by Red Dot Design Museum
Red Dot Design Museum: Essen
Address: Welterbe Zollverein
Areal A [Schacht XII], Kesselhaus [A7]
Gelsenkirchener Straße 181, 45309 Essen, Germany
Phone: +49 201 30104-60
E-mail: museum@red-dot.de
Opening hours: Tuesday – Sunday: 11am to 6pm, Monday: closed
(except on public holidays and during school holidays in North Rhine-Westphalia)
Public holidays: open (except for: 24, 25, 31 December & 1 January)
Admission: 9 Euro (Reduced: 4 Euro)
Children under 12 years: Admission free
Fridays: Pay What You Want
2023.10.26
日本で34年ぶりに開催される世界デザイン会議「WDO世界デザイン会議東京2023」にあわせて、10月24日(火)から29日(日)まで東京・丸の内仲通りのデザインギャラリーGOOD DESIGN Marunouchiにて、「人新世のデザイン」連続トーク&展覧会が開催されています。
SPREADは作品「Differnt Worlds」の展示とトークイベント「社会に展開するデザイン」に参加します。トークイベントは、明日10月27日(金)17:00~18:30にて、現在滞在中のドイツより参加します。会場参加のお申し込みはこちらから。音声のみYoutubeLiveでも配信します。
ぜひこの機会にご覧ください。
世界デザイン会議東京2023 特別イベント「人新世のデザイン」Exhibition&Talk
会期:2023年10月24日(火)〜10月29日(日)
会場:GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F)
展示:11:00〜20:00 最終日17:00終了
トーク: スケジュールはJDPサイト内のお知らせページをご確認ください。
「Different Worlds」
196個のQRコードにより構成され、その全てが地球上にある196カ国の政府のウェブサイトにつながっています。これは、現在の社会を表した「四角い地球」。QRコードを読み取ると無造作に選ばれたどこかの国が立ち現れ、多様で複雑な世界が目の前に開かれます。今、自分はその開かれた世界とどう向き合うのでしょうか。
2023.9.15
196個のQRコードから世界中の国に繋がる「Different Worlds」が、Red dot Design Award 2023にて『Best of the Best』を授賞しました。Best of the Bestは特に秀でたデザインに授与される賞で、エントリー総数のうち選出は1%以下の確率です。
2021年と2022年は2年連続でグランプリ、2023年はBest of the Bestと、この名誉ある賞で評価いただき大変嬉しく思います。
また、色で人々の心に喜びと活力を生み出すインスタレーション「Much Peace, Love and Joy」は『Red Dot winner』を授賞しました。
Red Dot Design Awardは68年の歴史を持つ世界で最もリスペクトされるデザイン賞の1つです。プロダクト、ブランド&コミュニケーション、コンセプトの3部門に分かれ、国際的なデザインの専門家によりデザインの革新性、機能性、人間工学、耐久性などの基準から審査されます。
「Different Worlds」
196個のQRコードにより構成され、その全てが地球上にある196カ国の政府のウェブサイトにつながっています。これは、現在の社会を表した「四角い地球」。QRコードを読み取ると無造作に選ばれたどこかの国が立ち現れ、多様で複雑な世界が目の前に開かれます。今、自分はその開かれた世界とどう向き合い対話するのか問いかける作品です。
動画はこちら
「Much Peace, Love and Joy」
パンデミックによって沈んでいく世界に色で喜びを作りたいと考え、2021年に生まれたインスタレーションです。特殊な活版印刷によって一つとして同じものがないグラデーションを鮮やかな発色で印刷し、その印刷物を手で千切って同じものがない形をつくりました。そしてそれらを幾つも集積して構成。これはあらゆる存在や概念のメタファーであり、見る人によっての想像力が体験を変えます。
動画はこちら
2023.9.7
世界有数の温泉地・大分県別府市を舞台に『Art Fair Beppu』が開催されます。国際芸術祭「混浴温泉世界」や市民文化祭「ベップ・アート・マンス」の開催など、2008年発足以来別府市を拠点に活動する混浴温泉世界実行委員会が主催するアートフェアです。
アーティストの主体的な参加が特徴で、来場者は彼らの作品だけでなく、思いや未来への眼差しに触れられます。別府から世界に向けアーティストを送り出すために、彼らと直接出会い交流し、活動を支援する場として位置づけます。
SPREADはクリエイティブディレクターを担当。ビジュアルは、得体の知れないものがこの場所から立ち登り融合しながら、世界に向けて拡がっていくさまを表現しています。それは湯気なのか、雷なのか、創造者であるアーティストの力なのか。
このアートフェアがアーティストに多くの交流と出会いをもたらし、活動を広げる契機となることを願っています。
「Art Fair Beppu 2023」
期間:2023年9月23日(土)~25日(月)
時間:2023年9月23日(土)14:00〜19:00一般公開
2023年9月24日(日)~25日(月)11:00〜18:00一般公開
※9月23日(土)11:00〜14:00 VIP view(招待者・報道関係者向け)
※最終入場は閉場30分前まで
会場:別府国際観光港旧フェリーさんふらわあ乗り場
〒874-0918 大分県別府市汐見町 9-1
山田別荘
〒874-0920 大分県別府市北浜 3-2-18
清島アパート
〒874-0938 大分県別府市大分県別府市末広町2-27
2023.6.14
SPREADでは以下の人材を募集しています。意欲的な応募をお待ちしております。
Project Manager
クリエイティブに精通したプロジェクトマネージャーを募集しています。プロジェクトのスタートからフィニッシュまで、クリエイティブチームの進行を監督する業務です。日本語と英語でコミュニケーションできる方を歓迎します。履歴書と志望動機をpm@spread-web.jpにお送りください。
Creative Stuff
クリエイティブスタッフを募集しています。ブランディングやコミュニケーションデザインの領域でのグラフィックワーク。インスタレーションやエキシビションの領域で空間設計ワーク。このどちらか、または両方を横断してデザイン、リサーチ、企画に携わる業務です。履歴書と志望動機とポートフォリオ(10MB以内)をcs@spread-web.jpにお送りください。
Administrative Staff
事務員を募集しています。デザインスタジオにおける事務作業を行っていただく業務です。週1日の勤務です。履歴書と志望動機をaa@spread-web.jpにお送りください。
Internship
意欲的なインターンを募集しています。グラフィック、空間、リサーチ、さまざまなプロジェクトをサポートする内容です。少なくとも 2ヶ月間、複数のプロジェクトに参加します。履歴書と志望動機とポートフォリオ(10MB以内)をis@spread-web.jpにお送りください。
2023.4.25
オフィス・施設用家具専門見本市のオルガテック東京2023に、屋外家具の輸入販売を行うニチエスが出展します。東京ビッグサイトにて明日4月26日からの3日間開催されます。
SPREADはブースのクリエイティブディレクションを担当しました。ニチエスのスローガン“Joy of Outdoor Living”のもと、永い時を経て研ぎ澄まされた遺跡から着想を得たブースは、屋内と屋外を行き来し「五感を刺激しながら働く」という新しく多様なワークスタイルを表しています。
出展ブースでの展示のほか、27日(木)はアウトドアリビングから発想するワークプレイスと広がる居場所をテーマにセミナーを開催します。ぜひ足をお運びください。
オルガテック東京2023
期間:2023年4月26日(水)〜4月28日(金)
10:00〜17:00(28日は16:00まで)
会場:東京国際展示場「東京ビッグサイト」西1・2ホール
ブース番号 E-21
〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
※オルガテックへのご入場は、こちらから事前登録をお願いします。
展示ブース
クリエイティブディレクション:SPREAD / 設計:permanent / 施工:3×8 Labo inc. / グリーンコーディネイト:TIMBERCREW
オルガテック出展者セミナー
日時:4月27日(木)13:45〜14:30
場所:西ホールエクスペリエンスゾーン
講演者:ニチエス株式会社、SPREAD 小林弘和
2023.3.17
名古屋にある商業施設ミッドランドスクエア16周年のイベントを彩るインスタレーションを制作しました。
ミッドランドスクエア誕生から16年の時間を花になぞらえ、ミッドランドスクエアに訪れた人々のさまざまな想いを色で祝福する場所を目指しました。
B1階から4階まである吹き抜けに2つのヴェールの束が広がり、その裾にはコサージュのような布を蓄えた飾りが下がっています。インスタレーションを下から見上げると花が咲いているようにも、花束やフルートグラスにも見え、空間を華やかに彩ります。
MIDLAND ANNIVERSARY 2023Time is Like a Flower ~Let’s make beautiful flowers bloom together!!~
期間:2023年3月3日(金)~3月31日(金)
所在:ミッドランドスクエア
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1
主催:ミッドランドスクエア
インスタレーション
場所:商業棟B1階アトリウム / アートディレクション・デザイン:SPREAD / 企画:株式会社オレンジ・コミュニケーションズ / 施工・製造:中日本興業株式会社・株式会社 NBCメッシュテック
2023.3.17
ヘアーアイテムを中心に扱う美容製品メーカーであるミルボンの、ヘアカラーを楽しむすべての方に向けた新ブランド「COLOR GADGET」。ブランドロゴと、第一弾アイテムとなるカラーシャンプーのパッケージをデザインしました。7つのカラーバリエーションがあり、さまざまなブリーチデザインに対応できるのが特徴です。
本ブランドは人々にヘアカラーがもたらす喜びを与え、ヘアカラー界を支え引き上げるサーバントリーダーとなることを目標としています。ヘアーサロンはもちろん幅広いユーザーに受け入れられるよう全体をシンプルでニュートラルに仕上げました。
ブランドロゴは、親しみやすさと力強さを併せ持つよう構成。ボトルは薬品瓶のような清潔感のあるブラックカラーを用い、ラベルは髪の状態によりカラーシャンプーの仕上がりに色幅があることに着目し、一人ひとりの個性で色ができていくという概念をグリッドのカラーグラデーションに落とし込みました。
COLOR GADGET
アートディレクション・デザイン:SPREAD
2023.2.17
富山県美術館で開催中の企画展「デザインスコープ」展にて、参加作家の岡崎智弘さんとSPREADによるトークイベントが2月18日(土)(14:00~15:30)より行われます。
会場の富山県美術館と富山県美術館公式YouTubeチャンネルのライブ配信両方で無料で視聴いただけます。ぜひご覧ください。
「デザインスコープ」展トークイベント
日時:各日14:00~15:30
場所:富山県美術館3階 ホール
対象:各回定員先着50名 どなたでも/申込不要
(※2月19日開催のイベントは富山県美術館のWEBサイトから要申込)
参加費:無料
2月18日(土)岡崎智弘 × SPREAD(山田春奈、小林弘和)
2月19日(日)中野信子(脳科学者)×桐山登士樹(富山県美術館 副館長)
3月4日(土)桐山登士樹(富山県美術館 副館長)× ゲスト(未定)
※回線状況により、音声や映像が途切れる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
富山県美術館開館5周年記念「デザインスコープ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」
会期:2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)
※休館日:毎週水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)、1月10日(火)
会場:富山県美術館2階 展示室2、3、4、ホワイエ(富山県富山市木場町3-20)
入場料:一般:1,100円(850円)、大学生:550円(420円)
※高校生以下無料
※詳細は富山県美術館webサイトをご確認ください
出品作家:SPREAD、we+、岡崎智弘、狩野佑真、志村信裕、鈴木康広、林勇気、三澤遥
主催:富山県美術館、北日本新聞社、北日本放送
2023.2.17
“Joy of Outdoor Living”のスローガンのもと屋外家具の輸入販売を行うニチエスの2023年度版カタログがリリースされました。大阪、東京ショールームにて配布中です。SPREADはアートディレクションとデザインを担当しています。
今年は「木」をテーマにカタログのカバーと巻頭の写真作品を構成し、見る人々に「人はなぜ外に出るのか?」を問いかけます。鮮やかなオレンジや柔らかいクリーム色の樹皮、みずみずしい若葉が生い茂る様子など、木の美しさと力強さを表しました。
Nichiesu Catalog 2023
発行:ニチエス株式会社 / 大阪ショールーム:〒550-0003 大阪府大阪市西区京町堀1-4-16 センチュリービル1F / 東京ショールーム:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-50-11 明星ビル1F / アートディレクション・デザイン:SPREAD / 撮影:古平和弘 / 印刷・製本:株式会社 写真化学
※ニチエスのホームページからも印刷版カタログのご請求、閲覧、PDF版カタログのダウンロードが可能です。
2023.2.6
100年以上の歴史を持つイギリスのラグジュアリーブランド「バーバリー」のトレンチコートにフォーカスしたポップアップストア「The Burberry Trench Pop-Up」が2月8日(水)より伊勢丹新宿店にて開催されます。
ブランド初のクリエイターコラボレーションとして、SPREADはクリエイティブコンセプトを作り上げ、インスタレーションデザインを担当しています。
このインスタレーションは、トレンチコートを着て歩く⼈々の⾵景を着想の出発点としています。バーバリーが紡いできた⼈々の物語を、トレンチコートに使われている素材の「ギャバジン」と3色のファブリックラインを用いて象徴化し、⽣きる姿、情熱、覚悟、、、⼈間の躍動感と緊張感を表現しました。
ストア内では、「Trench Restored」「Heritage Refresh」「Modern Rainwear」の3つの世界観で、あらゆるスタイルや好みに合わせたトレンチコートをお選びいただけます。また、バーバリーの自社工場があるキャッスルフォードからトレンチコートの職人たちが来日し、このイベント期間中だけのパーソナライゼーションサービスを体験できます。
インスタレーションとトレンチコート、共にタイムレスなクリエイションを体感できるものとなります。ぜひお立ち寄りください。
The Burberry Trench Pop-Up
会期:2023年2月8日(水)~20日(月) 10:00~20:00
会場:伊勢丹新宿店 本館2階 イセタン ザ・スペース
2023.1.20
「クリエイター100人からの年賀状」展が、1月23日(月)より株式会社竹尾のショールーム3会場(東京、大阪、福岡)にて開催されます。クリエイターから竹尾に送られた年賀状を一般に公開するもので、今回で18回目を迎える新春の恒例企画です。各クリエイターの個性あふれる年賀状を通して、用紙と印刷技法を鑑賞できる機会となります。SPREADの今年のテーマ「FLOAT」の年賀状は見本帖本店と淀屋橋見本帖の2箇所で展示されます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
「クリエイター100人からの年賀状」展 vol.18
会期:2023年1月23日(月)~2月22日(水)/ 観覧料:無料 / 主催:株式会社竹尾
東京会場:株式会社竹尾 見本帖本店2F / 所在:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-18-3 / 定休日:土日祝 / 開館時間:11:00~18:00
大阪会場:淀屋橋見本帖 / 所在:〒541-0042 大阪府大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋odona1F / 会期中無休 / 開館時間:11:00~18:00
福岡会場:福岡見本帖 / 〒812-0042 福岡県福岡市博多区豊1-9-20(福岡支店内) / 定休日:土日祝 / 9:00~17:30
2023年のSPREADは世界を軽やかに浮動しながら活動したいと考えています。ビジュアルは樹皮を撮影して加工したもので、上空からの地表のようにも流動する気体のようにも見えます。リソグラフの手法で、ファインペーパー「グムンドカラーマット-FS」に版ズレを意識しながら2色印刷をしています。この印刷では一枚一枚違ったインクの掠れも起き、表情豊かな作品「FLOAT」が完成しました。
2023.1.8
日本最古の建築メディア『建築雑誌』は、2023年1月号から新しい表紙シリーズで刊行します。「建築を通して社会を見る」という2022年からの編集方針はそのまま、「建築は社会の合わせ鏡」をコンセプトに表紙アートワークをリニューアルしました。本誌は、日本建築学会の会誌として明治20年から続き、毎月約3万5千人に配布されています。SPREADは雑誌全体のアートディレクションとデザインを2022年より担当しています。
また、代官山 蔦屋書店では2022年刊行の12ヶ月すべての『建築雑誌』と各号を担当した委員の推薦する本を揃えたフェアを2月28日(火)まで開催中です。各号の特集は「民主主義」「野生」「発達障害」など社会をさまざまに切り取り、建築をとおした視点で読み解いています。1月中旬から2023年1月号も取り扱いが始まりますので、ぜひお立ち寄りください。
「建築雑誌」
発行所:一般社団法人 日本建築学会 / 編集:日本建築学会 会誌編集委員会 (委員長: 岩佐明彦(法政大学))/ アートディレクション・デザイン・表紙アートワーク:SPREAD / デザイン:小林直子(ウムラウト)/ 編集協力・DTP:伏見編集室 / 表紙写真:神宮巨樹 / 人物画:ヘンリー・オーガスタ / 印刷:昭和情報プロセス株式会社 / 発行者:安裕和
価格:1,430円(税込)
お取り扱い:日本建築学会「建築書店」
※全国主要書店でもご注文いただけます。(番号:ISSN 0003-8555 U.D.C.624/72:061 22(52))
2023.1.8
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
人類は今、時代の変わり目を生きていると言えるでしょう。
地球では切実な問題が進行中です。
わたしたちは、多様で複雑な世界を浮動しながら
「問いかけ、広げる」クリエイションを行います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
山田春奈 小林弘和
2023年1月
2022.12.26
富山県美術館開館5周年記念の企画展「デザインスコープ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」に出品作家として参加し、新作を含む3作品を出品しています。ぜひ足をお運びください。
2月18日(土)には参加作家の岡崎智弘さんとSPREADによるトークイベント(14:00~15:30)も、富山県美術館と富山県美術館公式YouTubeチャンネルでリアル&オンライン開催されます。
Photo: 五十嵐絢哉
富山県美術館開館5周年記念「デザインスコープ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」
はるか遠くの星々を観測できる望遠鏡(telescope)、微生物や細胞を観察できる顕微鏡(microscope)。人間はさまざまなレンズを用いた器具を使うことで、自らが認識できる世界を拡張し、新たな技術や価値観を生み出してきました。
本展では、「デザイン」というレンズを通した視点を「デザインスコープ(design-scope)」と名付け、現在第一線で活躍するデザイナーやアーティストと対話を重ね、これからデザインがどのような提案をすることが可能なのか、またデザインとアートが限りなく近づく現在の状況を、ミクロ/マクロの視点から俯瞰します。そして、本展のために新たに制作された作品や、音や映像などを用いた、空間全体を楽しむことができる展示を通して、デザインとアートの持つ創造的なエネルギーを体感し、楽しさや驚き、次世代に向けた可能性を、ここ富山の地から発信します。
会期:2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)
※休館日:毎週水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)、1月10日(火)
会場:富山県美術館2階 展示室2、3、4、ホワイエ(富山県富山市木場町3-20)
入場料:一般:1,100円(850円)、大学生:550円(420円)、一般前売:850円
※高校生以下無料
※詳細は富山県美術館webサイトをご確認ください
出品作家:SPREAD、we+、岡崎智弘、狩野佑真、志村信裕、鈴木康広、林勇気、三澤遥
主催:富山県美術館、北日本新聞社、北日本放送
トークイベント:
日時:各日14:00~15:30
場所:富山県美術館3階 ホール
対象:各回定員先着50名 どなたでも/申込不要
(※2月19日開催のイベントは富山県美術館のWEBサイトから要申込)
参加費:無料
1月14日(土)永井裕明(グラフィックデザイナー、富山県美術館ポスターデザイン2022年度~)× 川上典李子
2月11日(土)三澤遥 × 武井祥平(nomena 代表取締役、エンジニア)
2月18日(土)岡崎智弘 × SPREAD(山田春奈、小林弘和)
2月19日(日)中野信子(脳科学者)×桐山登士樹(富山県美術館 副館長)
3月4日(土)桐山登士樹(富山県美術館 副館長)× ゲスト(未定)
2022.12.12
富山県美術館開館5周年記念
「デザインスコープ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」
会期:2022年12月10日(土)〜2023年3月5日(日)
会場:富山県美術館2階
〒930-0806 富山県富山市木場町3-20
開館時間:9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:毎週水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)、1月10日(火)
入場料:一般:1,100円(850円)、大学生:550円(420円)、一般前売:850円
主催:富山県美術館、北日本新聞社、北日本放送
出展作家:we+、岡崎智弘、狩野佑真、志村信裕、鈴木康広、SPREAD、林勇気、三澤遥
<トーク>
「デザインスコープ」展トークイベント(全8回)
時間:各日14:00~15:30
場所:富山県美術館 3F ホール
対象:各回定員先着50名
参加費:無料
※申込不要
2022.11.21
SPREADは、世界三大デザイン賞の一つとされる「Red Dot Design Award 2022」のブランド&コミュニケーションデザイン部門において、デザインを担当した「Tsubame-Sanjo Factory Museum」がRed Dotグランプリを、「Color Jungle」がRed Dotを受賞しました。
また、昨年の「Red Dot Design Award 2021」において、同じくデザインに携わった「Mesh Virus-Control Flag Partition」がRed Dotグランプリを受賞しており、2年連続のグランプリ受賞となりました。
そして2022年10月28日(金)、ドイツ・ベルリンにおいて開催された『Red Dot Design Award 2022』の授賞式に参列し、受賞トロフィーを受け取りました。 2022年のグランプリは、部門最高賞である「Best of the Best」に選ばれた作品の中でも特に優れた作品に与えられる賞で、今年は、約50の国から応募総数9,000超から6件がグランプリに選出されています。
受賞作品動画
Mesh Virus-Control Flag Partition
Red Dot Design Awardについて
ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する『Red Dot Design Award』は、1955年に創設された世界最大級のデザイン賞です。同じくドイツの『iF Design Award』、アメリカの『International Design Excellence Awards(IDEA)』と並ぶ世界三大デザイン賞として知られます。プロダクトデザイン、ブランド&コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトの三つのセクションに分かれ、審査は年に一度、国際的なデザインの専門家により、革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性などの9つの基準から審査されます。
受賞にあたって
かれこれ12年前、はじめてレッドドット・デザイン賞を獲得できたのは、家族経営の小さな工房と一緒に立ち上げた織物ブランドのパッケージデザインでした。そのブランドの品物は100年前の織機で新しい織物をつくる職人の技術の賜物で大変良く仕上がっていましたが、その価値を伝える力がどうしても不足していた時期でした。そこで、品物の認知と価値と向上のためにデザインが出来る手助けはないかと苦慮して行ったことが、レッドドット・デザイン賞へのエントリーだったことを今でもよく覚えています。
レッドドット・デザイン賞は、社会課題の解決策を導くデザインへの評価を大切にしていることで信頼されるデザイン賞です。デザインが当たり前に社会に必要な力であることへの認識を推し進めているアワードでもあります。そのため、デザインを依頼した人や団体と、その回答を出したデザイン、両方に対してこの賞は授与されます。よく勘違いされますが、デザイナーのためだけの賞ではないのです。現代社会を前に推し進めるべくデザインを依頼した人、実施した人へのグローバル視点での高い評価でもあります。この統括的なプロジェクトへの評価は、信頼を生み、信頼は価値に変わり社会を動かします。デザインは、社会を動かす大きな要因の一つである経済とも直接関わっています。レッドドット・デザイン賞を受 賞することはゴールではなくプロセス、経済活動を含め次の活動を繋げ築くための手段なのです。
12年前の初受賞後、ロゴ、プロダクト、インスタレーションなどで評価をいただき、今回いただいた2つを入れると8回目の受賞となりました。参加した授賞式は、あらゆる細部まで目的を持って入念に準備されたクオリティの高いイベントでした。大変華やかなセレモニーである一方で、コロナ、戦争、気候変動…地球で起きている切実な問題にデザインで向き合う姿勢を感じるものでした。
今年グランプリを獲得したのは、2,000㎡超の工場跡を舞台にした金属加工の産地の営みを伝え世に問う展覧会「Tsubame-Sanjo Factory Museum」。昨年グランプリを獲得できたのは、ウイルス抑制新技術を組み合わせたメッシュ素材を用いコロナ禍の状況に提案した新しいパーティション「Mesh Virus-Control Flag Partition」。時代の変わり目といっても過言ではない状況の中で2年連続のグランプリを獲得できたことは、社会課題に向き合った証である喜びを噛みしめられると同時に、身の引き締まる出来事です。
世界最大のデザインイベント「ミラノサローネ」への10年を通した出展、ロンドンやパリでの展覧会と展示会、スイスやシンガポールでの文化教育活動、すべての成功と失敗、依頼者と実施者と共に行ってきたこれまでの経験が私たちの思考の土壌を耕した成果でもあります。私たちは、社会と人々に向き合いデザインすることで、未来を手繰り寄せるための状況を生み出してきました。今回の受賞を誇りとし、より一層、社会と向き合ったデザインを推し進める想いです。
SPREAD 山田春奈 小林弘和
受賞作品の詳細などはPress Releaseよりご覧ください。
2022.10.28
「MILESTONES-余白の図案」の巡回展が、今年4月に京都で行われた展覧会から新コンテンツを追加して、阪急うめだ本店にて開催されました。
帯図案を元に新たに7作品を制作。同時に、50点の帯図案と7つの色からそれぞれ1つを選び発注できるプログラムを展開。それらを正方形にトリミングしアクリルマウント仕上げにした平面作品を、NFTを付与して販売しました。また、現代的なアイテムとしてスケートボード、伝統的なアイテムとして掛け軸にそれぞれ作品を仕立て、帯図案の新しい可能性を提案しました。
期間中は老若男女幅広いお客様に、色がもたらす高揚を体感いただけることができ嬉しく思います。
「MILESTONES-余白の図案」
西陣織の老舗である株式会社細尾が2014年から京都芸術大学と取り組んでいる約2万点もの未着彩の帯図案をデジタルアーカイヴ化する「MILESTONES」プロジェクト。その帯図案がもつ「余白」のデザインに着目し、堂園翔矢氏(コンピュテーショナル・デザイナー/プログラマー)が機械学習によって新たな図案を生成、そこにSPREADが着彩を加えたビジュアルを公開した展覧会です。今年4月に京都伝統産業ミュージアムにて初回を開催し評判を得ました。
会期:2022年9月21日(水)〜9月26日(月)
会場:阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー
〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町8番7号
開館時間:10:00〜20:00
入場料:無料
主催:株式会社細尾、阪急うめだ本店 / 協賛:デビス株式会社 / 協力:エプソン 販売株式会社、株式会社UPBOND、株式会社Skeleton Crew Studio、Metaani、京都芸術大学 / ディレクター:細尾真孝 / キュレーター:井高久美子 / 空間構成:周防貴之 / グラフィックデザイン:SPREAD / コンピューテーショナルデザイン(AI):堂園翔矢
2022.10.28
英ロンドンにある日本の情報発信拠点ジャパン・ハウス ロンドンにて、「飛騨の匠」を通して日本のものづくりに迫る展覧会が開催中です。
「飛騨の匠」は、森林が92%の面積を占める岐阜県飛騨地域で1300年の歴史を持つ木工職人の総称です。本展では、飛騨地域の森で育つ多様な樹種から始まり、過去から今現在までの道具・文化・木工技術・家具・生活用品・伝統工芸・仏像・神事・唄・教育まで、「飛騨の匠」にまつわる営みをご覧いただけます。会場に入って最初に現れるのは、森の写真を背景にした90点の樹種とシンプルな杓子。多様性のある自然の森に人の手が入り、木が道具となり人の営みを築いてきたことを伝えます。続いて、釘や金物を使わず木材を繋いだり組み立てる技術「木組」が来場書を驚かせ、木のこぶのナチュラルシェイプを生かしたクライミングホールドがデザインの未来を示唆します。
展覧会タイトル「The Carpenters’ Line」は、二つの意味を含みます。一つは木工道具の墨壺、もう一つは木工職人が紡いできた系譜です。
SPREADは、キービジュアルに始まり空間からコミュニケーションまでのトータルデザイン、展覧会を築くためのリサーチを担当しました。キービジュアルは、飛騨で活動する現代の木工職人とその背景を支える森の写真を山桜とエドヒガンザクラの断面でかたどり、蝶型の木片で木を固定する技術「千切り」で繋ぎ合わせています。公共機関での告知媒体、館内やオンライン上の案内へと展開しています。空間は、飛騨の森や樹木を写したカーテンが会場を仕切り、展示物と来場者を囲うように構成しました。日本の森と飛騨のものづくりの音で構成した会場音楽と組み合わさり、まるで飛騨の森を彷徨っているかのように展覧会を体感いただけます。飛騨は昔、山襞(やまひだ)と呼ばれていたことから、カーテンにも「ひだ(ドレープ)」を持たせました。リサーチは、現在に残る記録を読み解きつつ関係する様々な人にヒアリングし、長い歴史の中で多面的な側面を持つ飛騨の匠の全体像を繋ぎ合わせるような作業になりました。その過程で発掘した物品と情報は展覧会に組み込まれ、鑑賞に奥行きを与えています。
「Biology of Metal: Metal Craftsmanship in Tsubame-Sanjo 燕三条 金属の進化と分化」、「Living Colours: Kasane – the Language of Japanese Colour Combinations かさねの森 染司よしおか」に続いて、ジャパン・ハウス ロンドンでの展覧会デザインは3回目となりました。1300年続く飛騨の匠の魅力を伝える展覧会です。ロンドンでぜひご体感ください。
「The Carpenters’ Line: Woodworking Heritage in Hida Takayama 飛騨の匠、伝統は未来を拓く」
会期:2022年9月29日(木)〜2023年1月29日(日)
会場:ジャパン・ハウス ロンドン
地下ギャラリー/1階ショーウィンドウ・展示ブース
101-111 Kensington High Street, London, W8 5SA
開館時間:月曜日~土曜日 / 10:00〜20:00
日曜日・祝日 / 12:00〜18:00
入場料:無料(事前予約推奨)
主催:ジャパン・ハウス ロンドン / 協力:高山市(「飛騨の匠展」推進委員会)、岐阜県 / 企画:サイモン・ライト(ジャパン・ハウス ロンドン企画局長)/ クリエイティブディレクション・プロジェクトマネジメント:method Inc. / アートディレクション・デザイン・リサーチ:SPREAD / 写真・映像:五十嵐絢哉、桑原剛志 / 音楽:斉藤尋己 / ライター:Goaheadworks Inc. / 翻訳:カプラン・ザッカリー
画像:©️Japan House London
2022.10.7
Red Dot Design Award 2022 ブランド&コミュニケーションデザイン部門において、「Tsubame-Sanjo Factory Museum」がRed Dot: Best of the Best、「Color Jungle」がRed Dotを受賞いたしました。
「Red Dot Design Award」は67年の歴史を持ち、iF DESIGN AWARD、International Design Excellence Awards(IDEA)と並ぶ「世界三大デザイン賞」の一つと呼ばれています。デザインの専門家により、デザインの創造性、革新性、品質、人間工学などの基準から審査が行われます。
毎年3部門に約20,000件の応募があり、昨年2021年のブランド&コミュニケーションデザイン部門には、49ヶ国から9,178のエントリー、「Red Dot」は960(全体の1/10)、「Best of the Best」は83(全体の1/100)が選出されました。今年は61のエントリーが「Red Dot: Best of the Best」に選出されました。
昨年のグランプリ受賞に続き、Best of the Best、Red Dotへの入賞が叶い大変名誉に思います。
「Tsubame-Sanjo Factory Museum」
主催:「燕三条 工場の祭典」実行委員会 / 共催:公益財団法人燕三条地場産業振興センター、三条市、燕市 / 全体監修:method / アートディレクション・デザイン:SPREAD / 撮影:神宮巨樹、古平和弘、田上雅彦 / プロジェクション:岸本智也 / 編集・文:山田泰巨 / 翻訳:カプラン・ザッカリー / ウェブ制作:スマイルファーム / プレス:HOW INC.
「Color Jungle」
主催&企画:東京ミッドタウン / アートディレクション・デザイン:SPREAD / 施工:株式会社ノムラデュオ
2022.10.7
「燕三条 工場の祭典」実行委員会は、2022年10月7日(金)〜10月9日(日)の3日間、新潟県三条市・燕市全域 及び 周辺地域にて、ものづくりの現場を見学・体験できるイべント「燕三条 工場の祭典 2022」を開催します。
2013年から始まった本イベントは、コロナ禍により2020年、2021年はオンラインイベントなどで開催をしていましたが、今年は、2019年以来3年ぶりに、実際にものづくりの現場を開放するスタイルで復活します。
今年のテーマは“Beyond KOUBA!祭典から聖地へ脱皮する3日間”。金属加工、鍛冶木工、印刷、農業などを扱う82の拠点を開放し、ものづくりの深い知識を持つガイドがご案内するツアーや、職人たちと交流できる夜のレセプションも行われます。
ビジュアルは、イベントから活動体へー“Beyondする”KOUBAを視覚化しました。「脱皮しない蛇は死ぬ」とは燕三条のある職人の言葉ですが、同時にものごとの変わり目は摩擦・ノイズ・飛躍を伴うものです。「燕三条 工場の祭典」のアイデンティティであるピンクストライプを、次元を揺るがすかのような立体的で躍動的な形で表現しました。これまでの活動に留まらず、新たな次元やステージに向けて前進する地域の意志を表しています。
「燕三条 工場の祭典 2022」は10年目となる今年の開催を境に、ものづくりの聖地として新たに形を変えていきます。これからの燕三条地域にもぜひご期待ください。
「燕三条 工場の祭典 2022」
会期:2022年10月7日(金)〜10月9日(日)
時間:9:00〜17:00 (12:00-13:00を除く)
会場:新潟県三条市・燕市全域 及び 周辺地域
参加KOUBA:82拠点
アクセス:交通 上越新幹線・JR弥彦線「燕三条駅」下車 ※各KOUBAへの訪問は、電車、タクシー、レンタカーなどをご利用ください。
主催・運営:「燕三条 工場の祭典」実行委員会 / イベント全体監修:method / アートディレクション・デザイン:SPREAD / 編集:山田泰巨 / 撮影:神宮巨樹、古平和弘 / プロジェクション:岸本智也 / 事務統括:side / プレス:HOW INC
2022.8.29
鍛冶に焦点をあてた「鍛冶ミュージアム」が、新潟県三条市の複合施設「まちやま」 内にオープンしました。
三条のものづくりの礎となっている「鍛冶」。その素材となる「鉄と鋼」の違いから、職人が用いる様々な道具、成形技術や制作工程、歴史資料、今現在も三条で作り出される多種多様な鍛冶製品を一同にご覧いただけます。熱した金属の温度変化を捉えた臨場感のある映像も見応えがあり、「鍛冶とは?」「三条の鍛冶産業発展の理由」「三条の鍛冶職人は何を作っているのか?」…鍛冶の疑問に答える内容となっています。
常設展に加え、鍛冶の前段階である製鉄法「たたら製鉄」を解説する企画展「鑪―TATARA―」も同時開催中。また、8月は毎週日曜日に無料ギャラリーツアーを開催しています。世界でも稀な鍛冶に特化したミュージアム。三条の鍛冶産業を学び、語り合うきっかけになる場所を目指しています。ぜひともご体験ください。
鍛冶ミュージアム
所在地:〒955-0072 新潟県三条市元町11番6号 まちやま内
開館時間:9:30~22:00
休館日:毎月第3月曜日、毎月の末日(土日祝日、月曜日の場合は直前の平日)、年末年始(12月28日〜翌年1月3日)
入場料:無料
什器デザイン:隈研吾建築都市設計事務所
什器製作:ストカ
アートディレクション・デザイン:SPREAD
写真:神宮 巨樹
企画立案・全体監修:method Inc.(山田 遊、坂井 小夜香)
企画協力:side(横山 裕久)
展示協力工場:相場商事・小林製鋏・小由製作所・近藤製作所・古式鍛錬所・コスモ・スミス・三条鍛冶道場・三条工業会伊勢神宮御遷宮金具製作委員会・三条市自然体感の郷吉ヶ平山荘管理組合・三条製作所・諏訪田製作所・平木鋏製作所・タダフサ・外山登・中屋深水製作所・永桶菊弘丸刃物製作所・鑿鍛冶 田齋・梅心子・日野浦刃物工房・増田切出工場・マルト長谷川工作所・水野製作所・宗利製作所・山田海弘・山村製作所・吉金刃物・涌井バール刃物製作所
2022.8.29
ビューティーブランド「Celvoke」は、単色アイシャドウ「ヴァティック アイズ」に、竹と搾汁後のサトウキビ100%でできたエコ素材を用いたパルプモールドのパッケージを初採用しました。
「竹」は、生命力が強く、一般的な木の成長は50~60年程度かかることに比べ、竹は3~5年で成木になります。また、伐採した切り株から新たに再生・成長する持続可能な素材とも言えます。そして「バガス」はサトウキビから糖汁を絞った後に出る搾りカスのこと。サトウキビは砂糖の原料となる農作物で、全世界の生産量が年間18億トン以上とも言われ、バガスは全世界で年間1億トン以上発生しています。主にボイラー燃料、飼料原料、農業堆肥として有効利用されていますが余剰分は廃棄されています。
この原料を用い、機能性と耐久性を備え、シンプルな形状とコンパクトなサイズのデザインに仕上げました。パルプモールドは、水に溶かして作った繊維材料(パルプ)を金形で成形し、立体形状に成型する技術。環境負荷が少なくサステナビリティに優れている一方で、整形性と耐久性に難しさがあります。しかしながら、高度な技術と繊細に素材を調整したことにより『嵌合(かんごう)だけの固定で継続使用可能なケース』を実現しました。
地球環境のために、今できることを行いました。ぜひお手に取ってご覧ください。
ファインフォーミング パルプモールド ヴァティック アイシャドウ ケース
企画・開発・発売元:株式会社マッシュビューティーラボ / アートディレクション・デザイン:SPREAD / 撮影:山崎彩央
2022.8.13
Dezeen Awards 2022にて、SPREADはDesign studio of the yearのlonglistsに選ばれました。
Dezeen Awardsは、月間300万人以上の読者を持つ建築・デザインのwebマガジン「Dezeen」が主催するデザインアワード。世界中の優れたデザインを称えるため、2018年から開催されています。2022年は、世界各国の多様な専門性をもつ99人によって審査され、90カ国から過去最多の5,400以上のエントリーがありました。Design studio of the yearの候補に選ばれているのはSPREADを含む15組で、過去にAtelier NL、Studio Drift、Formafantasma、Superfluxが受賞しています。
私たちはDezeenならびにDezeen Awardsの活動に敬意を持っています。この中に選出されたことは、とても光栄で嬉しく思います。9月にshortlist、11月にwinnerが発表されます。どうぞご期待ください。
Dezeen Awards 2022
Design studio of the year longlists
Achille Salvagni Atelier
Design Incubation Centre
Estudi Antoni Arola
Favaretto & Partners
Form Us With Love
Graypants
Objects Of Common Interest
PriestmanGoode
Ralph Appelbaum Associates
Spread
Strand + Hvass
Studio Gregory Lacoua
Studio MOM<
Vin + Omi
Vonyellow
2022.7.12
京都・西陣に残された約2万点の帯図案がもつ「余白」のデザインに着目する展覧会「MILESTONES-余白の図案」が、残り1週間となりました。
約2万点の未着彩の帯図案をデジタルアーカイヴ化する「MILESTONES」プロジェクト。その図案を堂園翔矢氏(コンピュテーショナル・デザイナー/プログラマー)によって学習させたAIが新たな図案を生成、そこにSPREADが着彩を加えたビジュアルを発表しています。
会場構成にも「余白」を構成しているため、広い空間でゆったり鑑賞できる展示となっています。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
特別企画展「MILESTONES-余白の図案」
会期:2022年4月23日(土)〜7月18日(月) 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
会場:京都伝統産業ミュージアム 企画展示室
〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 みやこめっせ B1F
入場料:一般当日 800円(18歳以下無料)、前売・学生・各種割引:500円
主催:株式会社 京都産業振興センター / 共催:京都市 / 協賛:デビス株式会社 / 協力:株式会社細尾、京都芸術大学 / ディレクター:細尾真孝 / キュレーター:井高久美子 / 空間構成:周防貴之 / グラフィックデザイン:SPREAD / 参加作家:堂園翔矢 / 撮影:町田益宏
2022.7.12
2021年秋に東京・青山の複合文化施設SPIRALにて開催した展覧会『SPREAD by SPREAD 明日は何色?』。緊急事態宣言により約半年ほど開催が遅れましたが、クラウドファンディングの応援にも助けられ開催することができました。
本展に行けなくとても残念だったと今でもメッセージをいただくことも多く、この度映像にまとめました。色彩豊かな展覧会を映像でもお楽しみください。色から生まれる喜びを感じていただけると嬉しいです。
「SPREAD by SPREAD 明日は何色?」映像
アートディレクション・デザイン:SPREAD
映像:神宮巨樹、古平和弘
音楽:斉藤尋己
※360°カメラで撮影したオンラインギャラリーも公開しています。
WebVR制作:Uttzs
2022.5.27
196個のQRコードが並ぶ新作「World Difference」が完成しました。
この作品は全長約8m×高さ2mの中に、合計12万6732枚のカラータイルで196種のQRコードを構成しています。QRは一つ一つが地球上にある196カ国の政府のウェブサイトへつながっています。QRリーダーをかざしていただくとCPUが無造作に読み取ったどこかの国の入り口が立ち現れ、未接続の文化と出会う喜びがあります。一方で、ほとんどの場合それらは自分が知らない情報で、ともすれば文字を読むこともできません。
パンデミックや紛争によって世界中で変化が進行中です。同時にデジタルテクノロジーの進歩は外界の接続を解放し、多様さと複雑は大きく開かれています。今、自分は世界とどう向き合うのでしょうか。
設置場所は長崎市の中心部のランドマークとして多くの市民の憩いの場として愛されている商業施設「みらい長崎ココウォーク」(長崎市茂里町)。長崎はかつて外国との玄関口として世界に開かれた都市であり、この場所で多くの方が集い未来を思う場となっていくことでしょう。
:「World Difference」
素材:タイル
写真:神宮樹巨
場所:みらい長崎ココウォーク 3F
〒852-8104 長崎県長崎市茂里町1番55号
営業時間:10:00〜20:00
※感染症予防対策のため、一部店舗営業時間を短縮しております。
※営業時間は店舗によって異なります。
2022.5.27
京都・西陣に残された約2万点の帯図案がもつ「余白」のデザインに着目する展覧会「MILESTONES-余白の図案」が、開催中です。
約2万点の未着彩の帯図案をデジタルアーカイヴ化する「MILESTONES」プロジェクト。その図案を堂園翔矢氏(コンピュテーショナル・デザイナー/プログラマー)によって学習させたAIが新たな図案を生成、そこにSPREADが着彩を加えたビジュアルを発表しています。
織物の着彩した図案を「紋意匠図」という方眼紙のマス目に色を置き換える制作工程と織物の物性による偶発的なバグから着想を得て、図案の文様や「余白」を再解釈し色を加えました。さらに、方眼に当て込みピクセル化した「バグ」を加え意図せず現れる織物の特性も表現しています。この鮮やかな床面のインスタレーション空間は白い壁面に反射し、余白とは余った部分ではないということを表現しています。
明日5月28日(土)には、スペシャルトークイベントを開催します。工芸の制作過程の中の一次資料とも言える「図案」には多くの情報が含まれています。それは織物だけでは無く、さまざまな工芸分野にも言えることです。多くの貴重な情報をいかに未来に繋げ、そこに含まれる職人たちの知恵や精神を現代の作り手たちのクリエイションに生かすことができるのか、本展は織物や工芸を拡張させるための試みでもあります。本イベントでは、「MILESTONES」の主宰者である細尾真孝氏をはじめ、キュレーターの井高久美子氏や展示作品を制作したクリエイターが集まり、制作のプロセスや未来への可能性について語ります。
特別企画展「MILESTONES-余白の図案」
会期:2022年4月23日(土)〜7月18日(月) 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
※休館日:4月25日(月)、5月30日(月)、6月27日(月)
会場:京都伝統産業ミュージアム 企画展示室
〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 みやこめっせ B1F
入場料:一般当日 800円(18歳以下無料)、前売・学生・各種割引:500円
主催:株式会社 京都産業振興センター / 共催:京都市 / 協賛:デビス株式会社 / 協力:株式会社細尾、京都芸術大学 / ディレクター:細尾真孝 / キュレーター:井高久美子 / 空間構成:周防貴之 / グラフィックデザイン:SPREAD / 参加作家:堂園翔矢 / 撮影:町田益宏
スペシャルトークイベント
開催日時:2022年5月28日(土) 14:00〜15:30(開場13:30)
開催場所:京都伝統産業ミュージアム MOCADギャラリー
入場:無料
定員:30名
トークゲスト:細尾真孝 / SPREAD / 井高久美子 / 堂園翔矢
参加お申込み先:https://peatix.com/event/3240481
2022.5.6
大阪での展示が残り2日間となりました。
インスタレーション作品「Much Peace, Love and Joy」とその制作プロセス、竹尾と共同開発のギフトボックスをご覧いただけます。また、SPREAD作品集の限定版と特装版もこの期間に販売中。関西近郊の皆さま、お見逃しなく。
淀屋橋見本帖「SPREAD展 GIFT/STACK」巡回展
会期:2022年3月25日(金)~5月8日(日)11:00~18:00 会期中無休
会場:株式会社竹尾 淀屋橋見本帖
〒541-0042 大阪府大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋odona 1F
TEL:06-6232-2240
主催:株式会社竹尾 / 協力会社:王子パッケージング株式会社、株式会社協進印刷、シナノ紙工株式会社、株式会社ライブアートブックス、method inc.、PRINT + PLANT、古平和弘、サトウユカ、神宮巨樹
2022.4.15
台湾出身、日本語で歌唱するロックバンド「ゲシュタルト乙女」。”音楽の永生を伝達するAmoeba(アメーバ)”をテーマにした2ndフルアルバム「Amoeba」が3月16日(水)に発売されました。
去年開催されたアコースティックライブツアーの主題曲「再見(さよなら)」をはじめ、新曲「intro」、「日曜日」、「MOTHER」、「UZU」、「森」、「under the tree」、「不知道」全8曲を収録。Amoebaはギリシャ語で「変化」を意味する言葉ですが、科学者によって「不死の虫」と呼ばれるアメーバの意味に派生しました。形や見た目は決まっておらず、体の形は自分の求める形に合わせて変えることができます。初回500枚限定ジャケットのみ、異なる形状にカットした「アメーバシール」を3色展開で封入。
サブスクが流行ってる中、私たちは「実体CD」の手に入れた感動を大事にしたいと思います。SPREAD と話し合い、実体CDの温度をアメーバシールとして表すこととなりました。緑色、橙色、薔薇色全3色でそれぞれ違う形で初回限定500枚を制作しました。
アメーバシールをジャケットに貼り付けるか そのまま泳がせるか
あなた次第です! ー ゲシュタルト乙女
ゲシュタルト乙女:2016年1月に、ボーカルのMikan(ミカン)を中心に結成された、台湾出身のロックバンド。ジャンルを問わないサウンドと、日本語で描く独自の世界観を持つ歌詞との融合した楽曲達は、実験的でありながらも聴いた者の共感を生む。
ゲシュタルト乙女 / 2nd Album「Amoeba」
全8曲収録、3,190円(税込)
発売日:2022年3月16日(水)
お取り扱い:Tower Records、disk union、Flake Records
レーベル:Nichiyo Music and Sound Production / マスタリング:浦本雅史 / デジタル編集:Kaiaki Moh / アルバム制作・編集:ゲシュタルト乙女 / アートディレクション・デザイン:SPREAD / イラスト:我喜屋位瑳務 / シール制作:東洋化成株式会社 / プロダクト撮影:神宮巨樹
2022.4.15
京都・西陣に残された約2万点の帯図案がもつ「余白」のデザインに着目する展覧会「MILESTONES-余白の図案」が、2022年4月23日(土)から始まります。
西陣織の老舗である株式会社細尾が2014年から京都芸術大学と取り組んでいる約2万点もの未着彩の帯図案をデジタルアーカイヴ化する「MILESTONES」プロジェクト。本展ではこの膨大な資源を活用し、堂園翔矢氏(コンピュテーショナル・デザイナー/プログラマー)が機械学習によって新たな図案を生成、そこにSPREADが着彩を加えインスタレーションを公開します。
図案の「余白」を再解釈し色を加え、さらに「バグ」を加えることで意図せず現れる織物の特性を表現。380平方メートルの床一面に鮮やかな図案を展開します。
特別企画展「MILESTONES-余白の図案」
会期:2022年4月23日(土)〜7月18日(月) 9:00~17:00(入館は16:30まで)
※休館日:4月25日(月)、5月30日(月)、6月27日(月)
会場:京都伝統産業ミュージアム 企画展示室
〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 みやこめっせ B1F
入場料:一般当日 800円(18歳以下無料)、前売・学生・各種割引:500円
プレス内覧会:2022年4月22日(金)15:00〜17:00(プレスツアー:15:30〜16:30) / お申し込みはこちら
レセプションパーティ:18:00〜19:30 / お申し込みはこちら
※プレス内覧会、レセプションパーティをご希望の方は必ずお申し込みをお願いいたします。また、同伴者がおられる場合は人数分のお申し込みをお願いいたします。
※今後の社会状況に応じて、延期または中止となる場合もございます。
主催:株式会社 京都産業振興センター / 共催:京都市 / 協賛:デビス株式会社 /
協力:株式会社細尾、京都芸術大学 / ディレクター:細尾真孝 / キュレーター:井高久美子 /
空間構成:周防貴之 / グラフィックデザイン:SPREAD / 参加作家:堂園翔矢
2022.4.15
2021年10月に紙の専門商社 竹尾 青山見本帖で開催した「AOYAMA CREATORS STOCK 20 GIFT/STACK」が、淀屋橋見本帖にて巡回開催中です。
「ギフト」「積む」の観点から発想した本展では、世界中を襲った有事に「世界に色で喜びを生み出したい」と願い制作したインスタレーション「Much Peace, Love and Joy」、竹尾と共に開発を進めているファインフルートギフトボックスのプロトタイプを紹介しています。
淀屋橋見本帖「SPREAD展 GIFT/STACK」巡回展
会期:2022年3月25日(金)〜5月8日(日)11:00〜18:00 会期中無休
会場:株式会社竹尾 淀屋橋見本帖
〒541-0042 大阪府大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋odona 1F
TEL:06-6232-2240
主催:株式会社竹尾 / 協力会社:王子パッケージング株式会社、株式会社協進印刷、シナノ紙工株式会社、株式会社ライブアートブックス、method inc.、PRINT + PLANT、古平和弘、サトウユカ、神宮巨樹
2022.3.11
Outdoor Living”のスローガンのもと屋外家具の輸入販売を行うニチエスの2022年度版カタログがリリース。表紙、巻頭、商品紹介部分フォーマットのアートディレクションとデザインを担当しました。大阪、東京ショールームにて配布中です。
カタログのカバーと巻頭では「人はなぜ外に出るのか?」の問いを掲げ、写真作品を構成しています。今年のテーマは「光」。木の葉、草花、海や砂浜など、光が照らす表情豊かな色彩を切り取りました。アウトドアリビングの心地よさ、光がつつみこむ自然の生命力を感じていただけます。また、本年度版より商品紹介部分のフォーマットもリニューアルし、品物をより探しやすくなりました。
Nichiesu Catalog 2022
発行:ニチエス株式会社 / 大阪ショールーム:〒550-0003 大阪府大阪市西区京町堀1-4-16 センチュリービル1F / 東京ショールーム:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-50-11 明星ビル1F / アートディレクション・デザイン:SPREAD / 撮影:古平和弘 / 印刷・製本:株式会社 写真化学
※ニチエスのホームページからも印刷版カタログのご請求、閲覧、PDF版カタログのダウンロードが可能です。
2022.2.8
「クリエイター100人からの年賀状」展が竹尾の見本帖本店で開催。SPREADの年賀状が展示されています。紙・印刷・加工・グラフィック表現・メッセージ、さまざまな個性の年賀状を間近で鑑賞できる機会です。どうぞご覧ください。
2022年のSPREADのテーマは「GIFT」。人と人がお互いに与え合うような状態が、未来と価値に繋がるように感じています。このカードは、古紙を使用し風合いのある紙に地軸と同角度の縞模様をエンボス加工し、リボンが浮遊する写真を特殊活版印刷しました。蛍光色を混ぜた朱インキののりが、エンボスの底部によってランダムになるため一枚一枚ちがう表情を見せます。
2006年の設立当初から、私たちは年賀状と通年使用するこのメッセージカード「SPREAD CARD」を制作しています。
「クリエイター100人からの年賀状」展 vol.17
会場:株式会社竹尾 見本帖本店2F / 所在:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-18-3 / 会期:2022年1月20日(木)~2月28日(月) / 開館時間:11:00~18:00 / 定休日:土日祝 / 観覧料:無料 / 主催:株式会社竹尾
※淀屋橋見本帖、福岡見本帖でも開催中です。詳細はリンク先の展示詳細をご覧ください。
2022.1.7
世界中の渡航が難しい状態の中でも、来場者数55,000人という結果となりました。約1,200枚の色の断片を浮遊するかのように設置した「Much Peace, Love and Joy」、メッシュ素材にウイルス抑制新技術を組み合わせた「Mesh Virus-Control Flag Partition」の展示のようすを映像でご覧いただけます。MOVIE
2022.1.7
ビューティーブランド「Celvoke」の2022 S/S Makeup Collectionが1月7日(金)からスタートします。コレクションテーマは「New brightness with emotion ~未知なる光、エモーショナルな輝き~」。キービジュアルのアートディレクションを担当しました。ラメやメタリックなどさまざまな表情を秘めた輝きを表現しています。
Celvoke 2022 S/S Makeup Collection
企画・開発・発売元:株式会社マッシュビューティーラボ / ブランドディレクション:田上陽子 / アートディレクション・デザイン:SPREAD / 撮影:伊藤彰紀(AOSORA)/ メイクアップ:菊地美香子(TRON)/ ヘア:西村浩一(VOW-VOW)/ スタイリング:白幡啓 / 映像編集:保泉圭太 / モーショングラフィックス:WOW /プロジェクション:岸本智也 / 音楽:斉藤尋己
2022.1.7
2022.1.1
2021.12.22
2021.12.2
12日間に8,376人の方にご来場いただきました。ご来場いただきましたみなさま、応援してくださったみなさまに心より感謝を申し上げます。
2021.11.23
2021.10.16
2021.10.16
2021.10.16
2021.10.1
SPREADが2014年にデザインしたブックカバー「Timeless, Mountain」も展示中です。当時開発20年目の紙「ヴァンヌーボ」を使用し、ピンク、銀箔などで印刷した山々を重ね、見る人に様々な解釈を生むグラフィックに落とし込みました。10月29日まで開催しています。
2021.9.15
Much Peace, Love and Joy by
at ALCOVA, Milan Design Week 2021
2021.8.13
Dezeen Awards 2021のスタジオ部門でlonglistsに入りました。Dezeenは世界で影響力のあるイギリス発の建築・デザイン系Webマガジンで、世界中の最高の建築、デザインなどの功績を称えるため2018年からDezeen Awardsを開催しています。
今回のアワード総エントリー数は87カ国から4,700以上ありました。SPREADはDesign studio of the yearカテゴリーの受賞候補14の中に入りました。大変嬉しく、光栄に思います。
Dezeen Awards 2021
Design studio of the year longlists
2021.5.31
SPREAD設立15周年の節目として、最新作を含めた15年間の仕事を5つのフィロソフィーとしてまとめた1st作品集「SPREAD by SPREAD」(青幻舎)が刊行されました。
中表紙が黒の「通常版」は青幻舎SHOPにてご購入いただけます。
中表紙が14色展開の「限定版」は代官山 蔦屋書店及び、T-SITE SHOPPINGにてお取り扱い中です。
「SPREAD by SPREAD」(通常版・限定版)
発行日:2021年5月31日 初版発行
著者:SPREAD
発行者:安田英樹
発行所:株式会社青幻舎
印刷・製本:株式会社ライブアートブックス
2021.5.15
2021.5.2
これまで100名を超える方々にご支援いただき、最終目標まであと少しです。引き続き応援をよろしくお願いします。
2021.4.28
ですが、スパイラルカフェではSPREAD限定メニューMOSAIC VEGETABLES(モザイク・ベジタブル)と、NOUGAT GLACE BLOCKS(ヌガー・グラッセ・ ブロック)はお召し上がりいただけます。
※ヌガーは、アービング・ペンのFrozen food (with string beans) , 1977へのオマージュです。
2021.4.28
コロナ禍を経て新しい時代を迎えようとしている今、色が持つ、記憶や感性を刺激し想像力を働かせる作用に、前向きな明日へと繋げるきっかけをつかんでほしいと考えています。
活版印刷した色とりどりのカケラは、温かみのある独特な風合いと唯一無二のグラデーションで、うつろいゆく光の加減で刻々と変化するLEXUSのボディカラーも想起させます。また、さまざまな色が印刷された紙を実際に手でちぎり、作品の1部として加えることで新たな“道”を創り出す体験もご用意しています。
2021.4.25
2020.10.7
Web Magazine AXIS Daily Feature — “Coronavirus and Creative”
Published between May 15 – August 27 2020
Research conducted by: SPREAD
2020.10.7
日付:2020年8月24日
出版:株式会社日経ビーピー
インタビュアー:大山繁樹
2020.8.18
Dezeenは世界で最も影響力のあるイギリス発のデザイン系Webマガジンで、世界中の最高の建築、インテリア、デザインの功績を称えるために2018年からDezeen Awardsを開催しています。審査は建築家・キュレーター・アーティストなど様々な職業と性質を持つ方々によって行われ、今回のアワード総エントリー数は84カ国、4,300以上にのぼりました。
ロングリストに入れたことをとても嬉しく思います。
Dezeen Awards 2020
SPREAD
Designer of the year longlist
2020.8.11
“SPROUT” for INTERSECT BY LEXUS-TOKYO
Press release
Date: From July 29th, 2020 (Wednesday)
Venue: INTERSECT BY LEXUS ‒ TOKYO
Location: 4-21-26 Minamiaoyama, Minato-ku, Tokyo 107-0062
Planning: Mika Takizawa (Dentsu Live Inc.)
Mesh manufacturing: NBC Meshtec Inc.
Frame manufacturing: STOKA Co., Ltd.
Press: daily press
Photo: Ooki Jingu
Planning and Design: SPREAD
2020.8.1
Celvoke 2020 A/W Makeup Collection
Collection Video
website
Planning/ Development/ Sales agency: Mash Beauty Lab Co., Ltd.
Brand Director: Yoko Tagami (Mash Beauty Lab Co., Ltd.)
Photographer: Akinori Ito (AOSORA)
Makeup artist: Mikako Kikuchi (TRON)
Hair artist: Koichi Nishimura (Angle)
Stylist: Rena Semba
Video: Keita Hoizumi
Music: Hiroki Saitoh
Art Direction & Design: SPREAD
2020.7.29
Design’s new happy mood by Clare Dowdy
website
Listing Studio: SPREAD, Morag Myerscough, etc.
Edit: Clare Dowdy
Media : BBC.com
2020.7.23
Tokyo Midtown DESIGN TOUCH Roppongi Color Canyon
Installation video
Date: October 18 – November 4, 2019
Venue: Tokyo Midtown, Midtown Garden
Organizer: Tokyo Midtown
Video: Ooki Jingu, Kazuhiro Kodaira
Music: Hiroki Saitoh
Production: waki process Inc.
Fabric:NBC Meshtec Inc.
Art Direction and Design: SPREAD
2020.7.3
引き続きコロナパンデミック以降の1日のリサーチを行なっております。アンケートへのご協力をぜひともお願いいたします。
Life Stripe
Questionnaire (Japanese) download
Questionnaire (English) download Website
Website
2020.6.25
FROM ALCOVA WITH LOVE
Virtual Design Festival(Dezeen)
ALCOVA
2020.6.25
Dance Base Yokohama
Website
Opening: June 25, 2020
Address: KITANAKA BRICK&WHITE BRICK North 3F, 5-57-2 Kitanakadori, Naka-ku, Yokohama, Kanagawa, Japan
Organizer: SEGA SAMMY ARTS FOUNDATION
Artistic Director: Eri Karatsu
Space design: Hirotaka Isshiki + Narumi Ozawa + Shiori Mori + ondesign
VI, promotional design: SPREAD
2020.5.16
2020.4.30
2020.2.15
ROOTS OF METALCRAFT : Tsubame-Sanjo, Niigata, Japan
Date: February 15 – March 22, 2020
Venue: Nanyang Academy of Fine Arts(NAFA) Campus 1, Ngee Ann Kongsi Gallery1&2
2020.2.8
2019.11.1
DFA Design for Asia Awards
Website
HARU stuck-on design; (Nitoms, Inc.)
ROOTH 2-3-3(Be The One Co., Ltd.)
2019.10.31
Ornamental Contrast
Date: October 31 – November 23, 2019
Venue: (PLACE) by method
2019.10.19
Prospective Landscape: A Retrospective.
Drawing Exhibition ‘Vortex’
Date: October 19 − 26, 2019
Venue: Architect’s House Hall
2019.6.19
After-Image
Date: June 19 – July 30, 2019
Venue: INTERSECT BY LEXUS-TOKYO
2019.4.9
HARU stuck-on design; Color Appreciation
Date: April 9 – 14, 2019
Venue: ALCOVA
2019.4.5
Living Colours: Kasane – the Language of Japanese Colour Combinations
Date: April 5 – May 19, 2019
Venue: Japan House London
2019.3.27
2019.1.30
Human-Nature
Date: – September, 2020
Venue: Red Dot Design Museum
2019.1.7
2018.11.17
シンガポール教育省主催のカンファレンス「ARTS EDUCATION CONFERENCE 2018」にて基調講演と1週間のワークショップを行いました。ARTS EDUCATION CONFERENCE(AEC)は、2013年から2年ごとに開催される教育者のためのシンガポール国営の学習プラットフォームです。
今年のテーマは「Arts for the Future: Intersections and Transformation」とし、創造性の可能性を広げるためのコンテンツが用意されました。約1200人のアート、音楽、ドラマ、ダンスの教師を対象に、SPREADは「Life Stripe」の活動と「カラーとコンセプト」をベースとしたリエイティブワークの紹介を通して社会とクリエイティブのコラボレーションについて講演しました。また、1週間シンガポールに滞在し、5日間の教育者に向けたワークショッププログラムも実施しました。
ARTS EDUCATION CONFERENCE 2018
https://www.aec2018.sg/programme/keynote-address-2
2018.11.5
2018.10.3
Tsubame-Sanjo Factory Festival
Date: October 4 – 7, 2018
Locations: Sanjo-Tsubame, Niigata Prefecture
2018.9.24
「ROOTH 2-3-3」8月24日にオープン、来客数10,000人を突破。
「ROOTH」とは、「ROOTS of THINKING.〈思い、考える、が根づく〉」をコンセプトとした、人々が多様に集える場所をつくるプロジェクト。第1号店「ROOTH 2-3-3」は、大牟田駅から程近くの歴史ある煉瓦造りの建物を再生し8月24日にオープンしました。「2-3-3」とは「その土地の歴史を繋いぎ、その土地の場所になる」考えのもと、住所である福岡県大牟田市不知火町2-3-3に由来しています。店内では厳選して淹れたコーヒーや懐かしくも新しい味のコーヒー牛乳「BLACK&WHITE」などのドリンクとともに、15種のフレーバーをそろえた自家製のドーナツが味わえます。 また新聞ライブラリーを店内の一角に設置し、業界紙・広報紙・地方紙・個人紙など60紙にもおよぶさまざまな新聞を自由に楽しめます。街の広場のように集える場所を意識したブランディングデザインを行いました。炭坑跡やカルタ博物館などの観光地のほか、魅力的な人が多く集まる地でもあります。是非、大牟田へのお越しを心よりお待ちしております。
2018.9.7
ジャパン・ハウス ロンドンにて「Biology of Metal」展 開催中。
「JAPAN HOUSE LONDON 」と「燕三条 工場の祭典」によるコラボレーションにより、『Biology of Metal: Metal Craftsmanship in Tsubame-Sanjo|燕三条 金属の進化と分化』展が2018年9月6日(木)にオープンし、10月28日(日) までJAPAN HOUSE LONDON にて開催されています。 本展は、時代を超越した燕三条のものづくりの進化について、独自の洞察を通し、職人技、芸術、小規模産業がどのように伝統に組み込 まれ、その時々の新たなテクノロジーを取り入れ進化させて社会の変化に適応してきたかを探求しています。9月13日のジャパン・ハウス ロンドン開館記念行事では、ウィリアム王子がご訪問され、燕三条の金属加工技術への理解を深めてくださいました。私たちも本展のデザインについて紹介する機会に恵まれ、和やかな対面となりました。
Biology of Metal: Metal Craftsmanship in Tsubame-Sanjo
Date: September 9 – October 28, 2018
Venue: Japan House London
2018.6.7
HARU stuck-on design; bring color into your life
https://vimeo.com/275614754
http://www.haru-stuckondesign.com