Mgnet Co., Ltd., 2018-
https://for-mgnet.jp
Photography: Motoki Nihei
新潟県燕市のメタルケースブランドのリブランディング。素材の特性から導き出した加工で、人を魅了する色と質感を展開する。
新潟県燕市のソーシャルデザイン企業「MGNET」によるメタルケースブランド「FOR」のアートディレクションとデザインを担当した。開発当時、日本では地域のものづくりを謳う製品が増えていた。しかし地域のものづくりという背景ではなく、プロダクトの価値を正しく伝えることが真に求められると考え、リブランディングを提案した。名刺ケースを使用用途としていたが、プロダクトの一般名称を「メタルケース」とすることで、名刺文化のない海外でもセカンドウォレット（クレジットカードなどを入れる小さい財布）やジュエリーケース、ピルケース、エチケットケースとして販路の拡大を目指す。2018年発表の第一弾はブラックシリーズを展開。黒は人類史において最初に使われた色の1つである。2021年発表の第二弾では黒と同じく始まりの色である赤、金、銀を追加し、素材の表情も豊かにバリエーションを増やした。
アートディレクション・デザイン：SPREAD / 製造：武田金型製作所
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