Wa Wa Project, 2013
https://tm19950117.jp/
阪神・淡路大震災以降に行われたクリエイティブ分野からの支援をリサーチし、年表に落とし込む。
2011年の東日本大震災直後、デザイナーとして役に立つことができないかと考えていた。また世の中には、自分たちと同じく「何かしたいが何をすれば役立つのかがわからない」という思いの人々も多いのではないか。そこで災害時に、いつ・どこで・どういうことが起きているのかを参照できる「未来の予定表」をつくれないかと試行錯誤していた。クリエイティブと防災を繋ぐ活動を続ける永田宏和に相談するが、「未来の予定表」は実現が難しいと回答を得る。それならばと永田と協働し、1997年の阪神・淡路大震災以降に行われたクリエイティブ分野からの支援をリサーチし、年表に落とし込む活動『阪神・淡路大震災+クリエイティブ タイムライン マッピング プロジェクト』へと繋げ、私たちは発起人を務めた。活動は2011年4月より開始し、「アクシスギャラリー」で行われた『POST 3.11 これからデザインにできること』展で成果物を初発表。2013年には、震災に関わるクリエイティブ活動を通し参加者に未来を考えるきっかけを提供する展覧会『つくることが生きること』展に出品。兵庫県神戸市の創造的活動の拠点施設「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」にて神戸展が、東京都千代田区のアートセンター「アーツ千代田 3331」にて東京展が行われた。この他にもこれまでに多くの展示機会を得ている。
事務局:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) / 発起人・アートディレクション・デザイン:SPREAD / 展覧会:東日本大震災復興支援「つくることが生きること」 / 会期:2013年1月17日〜27日(神戸) / 2013年3月9日〜31日(東京) / 会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)(神戸) / アーツ千代田 3331(東京) / 主催:わわプロジェクト(企画制作:コマンドN)+デザイン・クリエイティブセンター神戸(神戸) / わわプロジェクト(企画制作:コマンドN)(東京)
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