
パークシティ中野のオフィス棟、中野M-SQUAREのエントランスホールにある吹き抜け階段に、アートワーク《OPENNESS》をインストールしました。
パークシティ中野は、2026年4月に竣工した、商業施設・オフィス・住宅で構成される複合施設です。武蔵野台地の地理性を引き継いだ「賑わいの丘」と、そこから未来へ向かって成長する「都市の雲」をコンセプトに設計されています。オフィス棟・中野M-SQUAREのエントランスは、天井、壁面に自由な重なりのある曲線が描かれており、吹抜壁面上部は“すじ雲”をモチーフに、流線形の柔らかな空間が表現されています。
吹き抜け階段に設置したこのアートワークは、空間と呼応するように、雲へ向かって伸びる植物と、雲の隙間から鳥瞰する人々の暮らしという2つのモチーフを抽象化し、ひとつのグラフィックとして融合した作品です。
既存の乳白ガラスがもつ透過性を活かし、内側と外側にグラフィックを重ね合わせることで奥行きのあるレイヤーを構成しています。自然光が通過することで色彩や重なり方が変化し、階段を上り下りするなかでさまざまな見え方が生まれ、視線を緩やかにつなぎながら作品全体にリズムをつくり出しています。
タイトルの《OPENNESS》は、階段を上るにつれて視界が開ける感覚をもとにしています。
日々この階段を利用するオフィスワーカーが、晴れやかな気持ちで空間を行き来できるようにという想いを込めて名付けました。
写真:神宮巨樹
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