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2022.5.27

「MILESTONES-余白の図案」開催中

京都・西陣に残された約2万点の帯図案がもつ「余白」のデザインに着目する展覧会「MILESTONES-余白の図案」が、開催中です。
約2万点の未着彩の帯図案をデジタルアーカイヴ化する「MILESTONES」プロジェクト。その図案を堂園翔矢氏(コンピュテーショナル・デザイナー/プログラマー)によって学習させたAIが新たな図案を生成、そこにSPREADが着彩を加えたビジュアルを発表しています。
織物の着彩した図案を「紋意匠図」という方眼紙のマス目に色を置き換える制作工程と織物の物性による偶発的なバグから着想を得て、図案の文様や「余白」を再解釈し色を加えました。さらに、方眼に当て込みピクセル化した「バグ」を加え意図せず現れる織物の特性も表現しています。
この鮮やかな床面のインスタレーション空間は白い壁面に反射し、余白とは余った部分ではないということを表現しています。

明日5月28日(土)には、スペシャルトークイベントを開催します。
工芸の制作過程の中の一次資料とも言える「図案」には多くの情報が含まれています。それは織物だけでは無く、さまざまな工芸分野にも言えることです。多くの貴重な情報をいかに未来に繋げ、そこに含まれる職人たちの知恵や精神を現代の作り手たちのクリエイションに生かすことができるのか、本展は織物や工芸を拡張させるための試みでもあります。本イベントでは、「MILESTONES」の主宰者である細尾真孝氏をはじめ、キュレーターの井高久美子氏や展示作品を制作したクリエイターが集まり、制作のプロセスや未来への可能性について語ります。

特別企画展「MILESTONES-余白の図案」
会期:2022年4月23日(土)〜7月18日(月) 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
   ※休館日:4月25日(月)、5月30日(月)、6月27日(月)
会場:京都伝統産業ミュージアム 企画展示室
   〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 みやこめっせ B1F
入場料:一般当日 800円(18歳以下無料)、前売・学生・各種割引:500円

主催:株式会社 京都産業振興センター / 共催:京都市 / 協賛:デビス株式会社 / 協力:株式会社細尾、京都芸術大学 / ディレクター:細尾真孝 / キュレーター:井高久美子 / 空間構成:周防貴之 / グラフィックデザイン:SPREAD / 参加作家:堂園翔矢 / 撮影:町田益宏

スペシャルトークイベント
開催日時:2022年5月28日(土) 14:00〜15:30(開場13:30)
開催場所:京都伝統産業ミュージアム MOCADギャラリー 
入場:無料
定員:30名
トークゲスト:細尾真孝 / SPREAD / 井高久美子 / 堂園翔矢
参加お申込み先:https://peatix.com/event/3240481